2009年9月28日月曜日

bubble and squeak(バブル アンド スクイーク)



なんだか、見た目は少し朝食みたいだけど・・・。せっかくウースターソースを手作りしたので、bubble and squeakを作りました♪ イギリスの伝統料理なんですって。イギリスマンが「ちょっと貧乏っぽい、ワーキングクラスの食べ物だよ♪」と、うれしそうに話しておりました。
と言うのも、このバブル・アンド・スクイークってローストをした残り物で翌日作るものだからです。作り方はいたって簡単。茹でて潰したジャガイモにローストの付け合せの茹でたキャベツの細切り・そのほかは、にんじんでもパースニップでも、ブロッコリーでもとにかくどんな野菜を入れても良いんです。それで、その半分つぶれた茹で野菜たちに炒めたたまねぎのみじん切り、塩コショウを混ぜ、油を引いたフライパンに全部入れます。あとは、フライ返しなどでぎゅうぎゅう上から押さえつけながら、こんがり焦げ付かせ、ひっくり返して(別にばらばらで丸い形になっていなくても良い)同じ作業を繰り返すだけ。(一般的にはバターをマッシュの際にいっぱい入れるみたい)

中身は全部茹でてあるから、後は全体に温かくなって、こげ色が付けばOKです。

ちなみに、キャベツは日本の柔らかいキャベツではなく、イギリスで一般的なサボイキャベツと言うごわごわで茹でないと食べられない硬いキャベツを使います。イギリスマンいわく、サボイキャベツが本物のキャベツなんだって~!「サボイキャベツは、メンズキャベツだぜ!日本のキャベツは、いわゆるガールズキャベツだね!」(メンズ○○=かっこいい・良い物の総称 ガールズ○○=女っぽい→ちょっとダサい・弱いってことらしい。(イギリスマンの中で)なんのこっちゃ┐('ε')┌)
一般の言葉に、通訳して見ると「サボイキャベツは、一般的にイギリスで食べられているキャベツで、僕はこっちのほうが好きです。日本のキャベツは柔らかいのでサラダなどに合いますね。」って事だと理解しておきましょう。(通訳;ココナッツ)

これが、マッシュしたところ。私達はさつま芋が好きなので、今日はさつま芋バージョンで作っています。本来はジャガイモね。見た目、あまり美味しそうには見えないけど・・・・。もちろん昨日ローストなんてやっていないので、全部野菜茹でました。マッシュは、麺棒でばしばし突いて潰したけど、イギリスマンのお母さんが、以前作ってくれたときは、「うちはね、私が子供のときからコーヒーカップのソーサーを使って潰すのよ~」と、言ってカップのソーサーを立てて包丁で切るみたいにざくざく芋を潰してました。たぶん、そうすることによって多少食材の食感が残るんだと思う。家にはソーサーが無いから、麺棒で適当に潰しました。

黒焦げにしない限り、失敗しようが無い料理!?だから、うまく出来ました。今日は、ベーコンと目玉焼きと一緒です。イギリスマンのなつかしいMealみたいで、喜んで食べてました。また、ウースターソースが良く合う!(まだ1リットル以上あるよ~(TOT))